カブトムシ飛行ツアー

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代表をその人に選んでしまったばかりに

民進党の代表に選ばれたのは、二重国籍問題で渦中の蓮舫議員でした。それもほかの立候補者に大差をつけての圧倒的な勝利です。

まあ、今や野党第一党の民進党でさえも泡沫政党寸前の勢力しかなく、まさにコップの中の嵐ではあるんですが、

それでもニュースバリューとしてはそれなりの価値はあるんでしょう。民進党に近しい勢力であっても、それと敵対する勢力にとっても。

 

では現在の蓮舫代表と民進党が置かれている状況を整理しましょう。

まず、蓮舫氏の台湾籍離脱の手続きは済んでおらず二重国籍です。そして出身地である台湾が氏の発言に対し怒り狂っています。

自身の釈明のために「台湾は国ではなく中国の一部であり、他国の国籍を取ったら自動的に中国籍が喪失するという中国の制度が適用される」と言う趣旨の発言に批判が集中、「台湾籍は離脱させない」とまで言われています。

そして法務省が発表したところによると、確かに日本は台湾を国とは認めてはいないものの台湾出身者には国籍離脱に関して中国ではなく台湾の法が適用される扱いだそうです。

台湾籍の離脱には台湾の制度=自動的に台湾籍喪失しないというのが適用され、一般論的に二重国籍と言う国籍法違反の状態になる可能性があるとの事。

さらに、外国籍保有者を党首として据えてしまったために、国会の場での民進党の政府に対する意見や質問は内政干渉になる可能性があり、政府は答弁する義務がなくなるかもしれません。

あまりにも怒涛過ぎて頭が付いていかない方も多いでしょうが、少しは整理の足しになれば幸いです。